元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさん(享年52)と同期入社のメンバーたちが、極秘でお別れ会を開いていた。
2月下旬の平日の夜、都内の創作和食レストランの店内に、女性たちの笑い声が響いていた。テーブルを囲んでいたのは50才前後の女性10人ほど。一見すると、女子校の同窓会か、大学のサークルの同期会かというほど賑やかな集まり──少なくとも、つい最近この世を去った人との「お別れ会」には思えないほど、和やかな雰囲気に包まれていた。
その夜集まったのは、1月31日に亡くなった元フジテレビアナウンサーの有賀さつきさんと同期入局の女性たち。輪の中には、有賀さんと女子アナブームの火つけ役になった「花の3人娘」の八木亜希子(52才)と花田景子さん(旧姓・河野、53才)や、政治家に転身した元衆議院議員の三宅雪子さん(52才)の姿もあった。
「八木さんの呼びかけで、急きょ集まることが決まりました。貴乃花部屋のおかみさんとして多忙な景子さんも、“どんなに遅れても必ず行く”って都合をつけて、実際に1時間以上、遅れて駆けつけたそうです」(フジテレビ関係者)
「3人娘」はそれぞれがフジテレビを退局した後も、公私ともに親しい仲だった。お互いに仕事や家庭が忙しくても、たまに時間が合えば女子会をし、頻繁に電話やメールをしていたという。
八木が有賀さんに最後に会ったのは、1年半前の有賀さんの誕生日。景子さんは訃報に接し、「またいつでも会えると思っていた」ことを悔やんだという。