1980年代後半に登場し一世を風靡したのが、鋭い切れ込みで脚の付け根までを大胆に露出したハイレグ水着である(厳密にはビキニ型ではなくワンピース型の水着をハイレグという)。好景気の際には露出が多い水着が流行するといわれているが、景気の回復によって近々再びブームがくると予想しているのが、株式会社Ai(旧・三愛)の取締役・丸田隆司氏だ。
「現在はまだセパレートやビキニといった上下が分かれた水着が主流ですが、分かれ目が徐々に小さくなりワンピース型になりつつあります。切れ込みもハイレグまでは至っていないものの、確実に鋭角になっており再流行の兆候を感じています」
ここ数年大きな変化がなかった水着に、「そろそろ変革が起きてもおかしくない」(丸田氏)と強調する。期待大だ。ハイレグを着たグラドル・橋本梨菜は感想をこう語る。
「”お尻のほっぺ”が全部出ている感じで、動くと食い込むし、最初は苦手でした。でも今は慣れて、格好良いというイメージでプライベートでも着ています。一緒に行った友達から“それ撮影用じゃなくてプライベートで着るやつなん?”って突っ込まれました(笑い)」
撮影■三浦雄司
※週刊ポスト2018年4月6日号