女子ゴルフ界に“新星”が現われた。プロ3戦目となる「Tポイントレディス」の初日(3月17日)に、首位と2打差の3位タイにつけた19歳のルーキー・三浦桃香だ。
「最終日は崩れて22位タイに終わったものの、169センチと長身で、アスリートとして芸能プロにも所属する美貌の持ち主。バランスの取れた八頭身ボディから繰り出すドライバーは平均265ヤードの飛ばし屋です。
宮里藍と佐伯三貴の持つ『プロ転向4戦目優勝』の記録更新とはならなかったが、最終日の16番パー4ではティショットを大きく左へ曲げながら、2つ隣りの18番ラフからグリーンを狙って見事にパーセーブし、ギャラリーを沸かせた。強くて可愛い“ツヨカワ”の注目株ナンバーワンですよ」(ゴルフ誌記者)
宮崎県の日章学園高出身で、ジュニア時代から地元九州をはじめ数々の大会で活躍。レギュラーツアーでベストアマチュア賞を獲得するなど、早くから将来を嘱望されていた。
昨年7月のプロテストでは、2か月前に交通事故に遭遇して肋骨を骨折した影響もあり、1打差で涙を飲んだが、12月の最終クォリファイングトーナメント(QT)で34位に食い込み、単年のプロツアー出場権を獲得。今季からツアー本格参戦となっている。
プロテストは今年7月に再挑戦することになるが、関係者が注目するのは三浦が今年から、日本女子プロゴルフ協会とオフィシャルパートナーとしての契約を結ぶメルセデス・ベンツが実施する「メルセデス・サポート」のメンバーに選ばれたことだ。