自らが多くの公務を担われながら、2人の娘たちを女性皇族として立派に育て、皇位継承権をもつ男子をお産みになった。紀子さまの妃としての人生は完璧なはずだった──。しかし、眞子さまの結婚にまつわる騒動から、歯車が狂い始める。
秋篠宮妃紀子さまにとっての悩みは長女・眞子さまの結婚延期だけではない。宮内庁関係者は語る。
「今年6月頃、佳子さまがイギリス・リーズ大学での留学から帰国されます。帰国後は、国際基督教大学で学ばれるわけですが、眞子さまと小室さんの出会いの場が大学のキャンパスだったことを引き合いに、“佳子さまは大丈夫か”という声が集まらないとも限りません。
紀子さまとしては、佳子さまの大学生活に言い含めておきたいことは山ほどあるでしょうが、元来跳ねっ返りの強い佳子さまとは、スカートの短さで衝突した過去もあります」
一方、紀子さまの双肩には、将来の天皇である悠仁さまへの“帝王教育”という重責ものしかかる。
「(結婚延期も影響した)紀子さまと眞子さまの険悪な雰囲気は、秋篠宮邸を包み込んでいます。母娘で会話がないような状況が、悠仁さまに悪い影響を及ぼすのではないか、と紀子さまは心配されているそうです。
紀子さまは常々、悠仁さまのことを“両陛下からお預かりした大切な命”だとおっしゃっていました。まだ悠仁さまが幼かった頃、宮邸のお庭で顔を石にぶつけて流血されたときには、紀子さまがパニックになるほど取り乱されたのは有名な話です。婚約延期トラブルが及ぼす悠仁さまへの影響に、過敏になっているそうです。
なんとか気分転換を図ろうとされているのか、紀子さまは3月末に、悠仁さまの小学校の同級生たちとの長野県でのスキー旅行にも、連れ立たれたそうですよ」(前出・宮内庁関係者)
この4月で、悠仁さまはお茶の水女子大学附属小学校の6年生に進級される。目下取り沙汰されているのは、悠仁さまの中学校進学についてだ。