稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演、4月6日から2週間限定86館で全国公開されるオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』のポップアップショップが、名門・帝国ホテル(東京・日比谷)内に4月20日までの期間限定でオープンした。グッズ販売のほか、映画で使用された小道具や衣装などが展示され、映画の世界観を堪能できる。
オープン前夜にショップを訪れた3人は、「映画の予習復習がたっぷりできる!」と、大喜び。3人が店頭に立つこともあるそう。ところで、いまだ試写会が行われていない本作だが、その理由は?
「実はぼく、数日前にちょっとだけ撮ったんですよね」(香取)と、撮影が直前まで行われていたことを明かした。
「誰か(この映画を)見た人、いるんですか?」(稲垣)
「今、一生懸命に作ってるんでしょうね、おそらく」(草なぎ)
映画の出来映えは、自分の目で確かめるしかない!? ちなみに記者会見には、それぞれが“らしい”ファッションで登場。黒でまとめた稲垣に、草彅はお気に入りのデニム姿。香取のコートはクリスチャン・ディオール!
展示された衣装は「細かい刺繍など凝っているので、実際に見てほしい」(稲垣)。
「共演の中島セナちゃんが11才(撮影時)だったから、毎日早く撮影が終わりました!」(香取)
「ぼくらの大きな一歩、スタートする場所として本当にうれしい」(草なぎ)。
開場には“新しい地図”のマークのもとになった複数の原画も飾られている。
なお、オムニバス形式の本作は以下4つのエピソードから成り立っている。
●Episode.1『ピアニストを撃つな!』
脚本・監督:園子温 満島真之介(28)、浅野忠信(44)、馬場ふみか(22)が出演。「疾走感のある美しい映画に仕上がってると思う」と稲垣。
●Episode.2『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』
脚本・監督:山内ケンジ
歌喰い役の中島セナ(12)は、初の映画出演。カラフルなベーグルが作品の鍵に。
●Episode.3『光へ、航る』
脚本・監督:太田光 「それぞれ個性的な監督で、違った世界観。相乗効果で見応えある映画になっている」と草彅。尾野真千子(36)と共演。
●Episode.4『新しい詩』 脚本・監督:児玉裕一 Episode.1~3で描かれた物語が1つになり、ミュージカル仕立てに。「気持ちよく歌いあげてますよ!」(香取)。
撮影/田中智久
※女性セブン2018年4月12日号