さまざまな料理で町おこしに取り組む第1回「B-1グランプリ」が2006年に開催され、初代王者に「富士宮やきそば学会」(静岡県富士宮市)が輝くと、全国でB級ご当地グルメブームが巻き起こった。三重県津市には、B級グルメ「津ぎょうざ」をパンで挟んだ「津ぎょうざドック」なるものが存在する。津クイーンの奥野稀新さん(18)、坂口果鈴さん(22)、中居美優香さん(19)も津ぎょうざの大ファンだ。
「津には日本三名泉の一つである榊原温泉や昨年国宝に指定された高田本山専修寺など、見どころが盛りだくさん。しかも豊かな自然に恵まれ、美味しいものもたくさんあります」(中居さん)
「子どもたちに人気の給食は、何といっても津ぎょうざで、教室で奪い合いになるほど人気です(笑い)。私たちも小学生の頃から食べていました。パリパリの皮のなかに野菜がたっぷり入っていて、野菜嫌いだった私も津ぎょうざだけは“美味しい!”ってたくさん食べてました」(坂口さん)
「初めて見ると大きくて驚く人が多いのですが、子どもたちにたくさん食べてほしいという給食のおばさんの愛が詰まったぎょうざだからです。お祭りには絶対に出てくる定番メニュー。そんな津ぎょうざをパンではさんだ津ぎょうざドッグが食べられるのは、ここ、道の駅『津かわげ』にある『津かわげベーカリー』だけ。ぜひ全国のみなさんにも食べてもらいたいです」(奥野さん)