“朝ドラ”ヒロインという大役を射止めたことを、発表会見の10分前まで母親に内緒にしていた。「母から、泣きながら『おめでとう』と言われて、つられて泣いちゃいました。親孝行ができたかな」と、はにかむNHK朝ドラ『半分、青い。』のヒロイン・鈴愛を演じる注目女優・永野芽郁(18才)の素顔、見たり!
オーディションで2366人の中からヒロインに抜てき。さぞ緊張したのではと思いきや、「オーディションが大好きなんです!」と、意外な答えが返ってきた。
「いつもと変わらず、普段のテンションでオーディションを受けに行っちゃうんです(笑い)。質問にも素直に答えてしまうから、“やる気があります!”みたいなことは言えなくて。だから、私の意欲は伝わっているのかな…と、自分でも不安に思ってしまうくらい」
母親に「落ちたと思う」と報告したくらい自信はなかったというが、表情をくるくる変えながら、飾ることなく素直に思いを話す姿は、鈴愛に自然と重なる。
「鈴愛は自分にしかできない…と思えるくらいなじんできました。片耳が聞こえない役なので、撮影中のテストで左耳に耳栓をしたこともあります。最初はかすかに音が聞こえると、つい左から振り返ってしまって…。でも、慣れてきたら耳のことを考えることもなくなって、それが鈴愛になることなんだなと」
「やってまった」が口癖の鈴愛を演じる本人も、鈴愛に負けず劣らずのようで…。
「次の日、朝早く起きないといけなかったのに、なぜか夜中に本棚を作り始めてしまって朝になっちゃったり(笑い)。日々、やってまったな~と思うことは多いけど、ネガティブになっている時間があるなら、ポジティブに考えたほうが楽しい。だからあまり悩まないし、ゆる~く過ごしてます(笑い)」
このゆるさが強み!?
※女性セブン2018年5月3日号