芸能

ミス日本コンテスト 突拍子もない質問への応対も審査対象

「美の祭典」に迫る(撮影/津田ひろき)

「ミス日本コンテスト」の誕生は太平洋戦争直後に遡る。日本の戦後復興を支えた米国に感謝を伝える”大使”を選ぶためのコンテストとして、1950年に国会決議を経て開催。初代グランプリは昭和の大女優、山本富士子だった。その後、中断を経て1968年に新体制で再開し、今年で50周年を迎えた。ミス日本大会事務局長、和田健太郎氏が話す。

「ミス日本は内面・外面・行動の3つの美しさを備えた女性を輩出し、将来活躍してもらおうという社会貢献活動です。2000人以上の応募者から14人前後のファイナリストを選出し、約半年間にわたり美を磨く”勉強会”を経てコンテストに挑みます。受賞者たちは公的行事などの経験を積み、様々な分野で活躍する女性として羽ばたきます。歴代受賞者の中には藤原紀香さんや西川史子さんなどがいらっしゃいます」

 コンテストを長年取材するライターの中田広志氏はミス日本の「特別感」を指摘する。

「ミス日本のファイナリストは約半年間の”勉強会”を受けてからコンテストに挑むため、1日で終わるミスコンとは重みが違う。今回も東大のリケジョ(理系を専攻する女子)や元ミスユニバースの会社員など様々な立場の女性たちによる熱いコンテストとなりました」

 審査は着物、ウエディングドレス、水着の3部門で実施。ただ美しさを競うだけでなく、審査員の”突拍子もない質問”への臨機応変が求められる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン