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J.チェンが5500万ドルで航空機購入 香港では批判出る

ジャッキー・チェンが批判を浴びる理由とは?(Getty Images)

 香港の人気俳優、ジャッキー・チェンが5500万ドル(約60億円)もの豪華航空機を購入していたことが分かった。英国の代表的な世論調査会社「YouGov(ユゥガブ)」の「世界で最も尊敬に値する男性」の人気調査で、ジャッキーが中国の習近平国家主席を抑えて世界3位の座に輝いたことへのお祝いとの見方があるが、彼の地元・香港では「何様のつもり」などと厳しい反応が多い。

 台湾紙「中国時報」によると、ジャッキーが購入した専用機は台湾財閥「エバー航空」を擁する長栄グループの創設者の故張栄発・元総裁が使用していた「総裁専用機」のボーイングN888YF旅客機。

 張氏は2003年、当時の値段にして5500万ドルで同機を購入し、1000万ドルをかけて内装を改造。機内にはベッドを置いた寝室や会議室などもあり、海外でのビジネスで利用していた。

 張氏が2016年1月に死去後、長男の張國イ(「偉」の人ベンを火ヘンに)星宇航空会長が同機を使用していたが、購入してからすでに16年以上経っており、売りに出すことになった。それを知ったジャッキーが早速購入の意向を伝えたところ、当時の買値と同じく5500万ドルで契約したという。

 これについて、ジャッキー側は公式にコメントしていないが、香港メディアはジャッキーと親しい映画関係者の話として、「ジャッキーが『世界で最も尊敬に値する男性』との世論調査で、ビル・ゲイツ・マイクロソフト会長、バラク・オバマ元米大統領に次ぐ第3位に輝いたことを記念して購入したのでは」と報じている。

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