5月6日にジャニーズ事務所は、TOKIOの山口達也(46)の契約を解除したことを発表した。2日には山口以外のTOKIOのメンバー4人が会見し、4月30日に5人で話し合ったこと、その際に山口からグループ脱退の申し出があったことなどが明かされていた。山口が持参した「辞表」はリーダーの城島茂(47)が預かったことも伝えられたが、あらためて山口本人から事務所に対して強い辞意表明があったことを受け、申し出は受理された。
山口の不祥事発覚後、メンバーたちは苦悩の日々を過ごしていた。長瀬智也(39)をインドで目撃したという男性はこう語る。
「インドのニューデリー市内を車で移動中、隣の車に長瀬さんが乗っていて驚きました。渋滞の中、しばらく様子をうかがうと、彼は同乗していた人たちと会話もせず、ずっとスマホを弄って誰かと連絡を取っているようでした。時折、険しい表情になったり頭を抱えたり、苛立っているようにも見えました」
その男性は、彼らが置かれている状況を知らなかった。この日は“あの会見”の翌日で、メンバーそれぞれが、ただならぬ思いを抱えていた。4月26日、女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検された(その後、起訴猶予)山口が記者会見を開いて釈明をすると、メンバーは厳しい反応を見せた。
山口が「またTOKIOとしてやっていけたら」と語ったことについて、国分太一(43)は「そんな甘えた言葉は聞きたくなかった」と憤り、リーダーの城島も山口のグループ復帰は「ありえない」と突き放した。