もう一度楽しみたい──そんな男性の夢を現実にするのがED治療薬。クリニックで診察を受け、“服用に問題なし”と判断されると、ED薬の説明に移るが、どうやって自分に合った薬を選べば良いのか? 東京・新橋の「イースト駅前クリニック新橋院」の加藤淳院長が説明する
「バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種の薬について、一覧表を見てもらいながら違いを説明します(イメージは画像の表を参照)。食事の影響を受けやすいバイアグラに対し、錠剤のコーティングが向上したシアリスは、食事をしてから服用しても、効能が低下しにくい(両薬の中間的な位置付けなのがレビトラ。現在は製造工場が工事中で供給停止中)。
どういうタイミングで行為をするかは人ぞれぞれです。医師に性習慣を明かさなくても、自分のスタイルに適した薬が見つけられるように、一覧表を用いながら、わかりやすい説明を心がけています」(加藤院長)
もちろん、不安な点があれば質問もできる。加藤院長はこんな話を教えてくれた。
「バイアグラにはフィルム形式の新剤型もあります。財布などにも入れておきやすく、舌の上に乗っけるだけで水なしで効果が現われるので、場所を問わずに服用できます。効果は錠剤のものと変わらないとされていますが、人によっては30~40分ほどで効果が現われる方もいます(錠剤は約1時間)。そんな体験も交えてお話しすることで、薬の特性などが伝わりやすくなればと考えています」(同前)
問診の最後に、処方する薬の種類と量を決める。イースト駅前クリニック新橋院の場合、問診票の裏面にED治療薬の種類と1錠あたりの値段が記載されている。そこで値段を確認した上で、診察の際に希望する種類と量を伝える。医師が了承すれば処方が受けられる。