芸能

西城秀樹さん 『ザ・ベストテン』の記録に残る偉大な功績

『ザ・ベストテン』で満点(9999点)以外にも様々な記録(時事通信フォト)

『YOUNG MAN(Y.M.C.A)』『激しい恋』『傷だらけのローラ』などのヒット曲で歌謡史に名を刻んだ歌手の西城秀樹さんが5月16日、急性心不全のため死去した。63歳だった。1972年のデビュー以来、ヒット曲を連発した西城さんは芸能界に様々な功績を残した。芸能記者が話す。

「1960年代は、まだ『アイドル』という言葉は現在のような使われ方をしていませんでした。1970年代初頭に小柳ルミ子、天地真理、南沙織の『新三人娘』がブレイクし、『スター誕生!』(日本テレビ系)から山口百恵、森昌子、桜田淳子の『花の中3トリオ』が出現したことで、徐々に『アイドル』という言葉が世間にも普及し始めました。その中で、秀樹さんが果たした役割も大きかった」

 西城さんは1973年5月発売のシングル『情熱の嵐』で初のオリコンベストテン入りし、続く『ちぎれた愛』は初のオリコン1位を獲得。郷ひろみ、野口五郎とともに『新御三家』と呼ばれ、スターダムに駆け上がった。

「当時、アイドルがオリコンベストテンに入ることは至難の業でした。たとえば、城みちるの『イルカに乗った少年』は25位、ずうとるびの『恋があぶない』は13位、太川陽介の『Lui-Lui』は38位が最高位。知名度の高かった彼らでも、オリコンベストテン入りは1度もなし。簡単には破れない難関だったのです」

 意外にも西城さんのオリコン1位は『ちぎれた愛』『愛の十字架』『YOUNG MAN』の3曲のみだが、ベストテンには33曲も送り込んでいる。

関連記事

トピックス

広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
坂本勇人(左)を阿部慎之助監督は今後どう起用していくのか
《年俸5億円の代打要員・守備固めはいらない…》巨人・坂本勇人「不調の原因」はどこにあるのか 阿部監督に迫られる「坂本を使わない」の決断
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン