勝負の世界で生きる美女たちは、どんな生活を送っているのか。名古屋競馬場・錦見勇夫厩舎所属の木之前葵(24)が語ってくれた。
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レースの開催日は深夜から朝まで調教、その後は夕方までレース。とても忙しいけど、やっぱり馬に乗るのは楽しいですね。最近は、前に出るのを終盤までじっと我慢して力を溜め、最後のチャンスにスパートを仕掛けるレース運びを磨いています。まさに“虎視眈々”という感じで、戦法が成功して勝った時は本当に気持ちいいです。
目標は女性騎手初の年間100勝と、名古屋の馬で中央競馬に挑戦すること。いつか大きな舞台でJRAの藤田菜七子ちゃんと対戦してみたいですね。