高須クリニックの高須克弥院長が世の中の様々な話題に対して、自由気ままに提言するシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。今回は、宮内庁に寄贈した昭和天皇独白録原本や、日大タックル問題、米朝首脳会談などについてうかがいました!
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──先日、院長がニューヨークのオークションで落札された「昭和天皇独白録」の原本ですが、宮内庁が寄贈受け入れを表明しましたね。
高須:いやあ、本当に嬉しいなあ。歴史的にものすごく価値のある文書だから、ぜひとも宮内庁で保存していただいて、さらには多くに人々に見てほしかった。どうやら、宮内公文書館のほうで受け入れていただけるようで、しかもホームページで公開するというんだよ。多くの人がこの貴重な文書を見ることができるというのは、本当に素晴らしいこと。今回ばかりは、われながらいいことをしたなあ、なんて誇らしく思っちゃうね(笑い)。
── ネット上では「宮内庁は院長からの寄贈を受け取れないのではないか?」との声もありましたよね。
高須:何が気に入らないのか分からないけど、そういうことを言う人も確かにいたね。なんだろう、僕が何かをしようとするのをどうしても妨害したい人がいるのかな? 僕が間違ったことをしているのを指摘してくれるのであれば、むしろありがたいことだけど、どうして僕が正しいことをしようとしているのに、イチャモンをつけてくるんだろうかねえ…。まあでも、結果的に宮内庁が受け入れてくれたんだから、それでいいじゃないか。嫌がらせをする人がいたとしても、ちゃんと世の中は正しい方向へ進んでいくんだよ。
──さて、話は変わりまして、ここ最近は日大アメフト部の悪質タックル問題がメディアを騒がせていました。
高須:上に立つべき監督やコーチが、選手を鉄砲玉に使うというのは、なんだかツライ話だけど、実際にはよくあることなんだろうな。もちろん、未来ある若者に対してパワハラを行うというのは、本当に最低なことなんだけど。
これがもしも、選手のほうが心底監督を尊敬していて、その尊敬ゆえに監督の指示通りに動いていたというのであれば、ちょっと悲しいけどね。監督が、純粋な若者の心を利用して自分の権力を誇示していたのなら、パワハラよりも悪質。そういう上司は絶対に許せないな。
でも、自分の非を認めて真実を語った日大の宮川選手は本当に偉いと思う。仮に間違ってしまったとしても、ちゃんと謝ることができるのは立派だよ。そして、その謝罪を受け入れる関西学院のアメフト部員もまた立派だ。妙な駆け引きばかりを仕掛けてくる政治家たちとは正反対だよ。
──駆け引きと言えば、アメリカのトランプ大統領が5月24日に米朝首脳会談の中止を発表しましたが、すぐさま予定通り6月12日にシンガポールで開催する方向で再調整に入りました。まさに、アメリカと北朝鮮の駆け引きが続いているようです。
高須:やっぱりトランプ大統領はなんだかんだいって強気に出てくるね。北朝鮮としてはおそらく先手を打って、中止をちらつかせてアメリカを揺さぶったつもりなんだろうけど、結局トランプ大統領は動じなかった。毅然とした態度でこっちから中止を突きつけて、北朝鮮をビビらせたわけだ。事実上、北朝鮮は駆け引きできていないということだよ。もはや北朝鮮はアメリカに従うしかない。もしも、非核化を拒否しようものなら、アメリカはもう黙っていないだろうね。北朝鮮はそのまま孤立して、破滅に向かうだけだよ。