思い切って家事の負担を減らしてみたら…「自分の時間ができた」、「ストレスがなくなった」、「気持ちにゆとりができた」など、うれしい声が。いくら便利な家電が増えたといっても、女性の家事時間は1996年の2時間37分から20年後の2016年は2時間24分と、たった13分しか減っていなかった。だからこそ敢えて「家事をやめる」という選択肢もあり得る。本誌・女性セブンがアンケートを行ったところ、「やめたい家事ベスト10」は以下の通り!
1位:アイロンがけ
2位:窓ふき
3位:風呂掃除
4位:献立を考える
5位:庭・ベランダの掃除
6位:整理整頓
7位:トイレ掃除
8位:夕食作り
9位:洗濯物をたたむ、部屋掃除
家事は、増やそうと思えばいくらでも増やせるため、つらい時は、「この家事は必要か」、「楽な方法はないか」、「やめたらどうなるか」を考えてほしいと、知的家事プロデューサーの本間朝子さん(「」内、以下同)は話す。
「家電を取り入れるなどで家事の負担を減らし、いかにやらないですむか考えるのは、手抜きではなく賢明な選択」
何をやめたらいいか選べない時は、嫌いな家事からやめるといいと言う。
「やりたくないとグズグズしているうちに時間が過ぎてしまいます。だったら最初からやらなければいいんです」
週末にまとめてやるなど、1週間の中でバランスをとるのも手。自分の楽とこだわりをうまく調整しよう。
では、実際に家事をやめてスッキリした! との声をご紹介しよう。
◆掃除やめました
「私が2週間入院して帰ったら、家族は1度も掃除機をかけていなかった。なのに、汚れも気にしてないようで…。毎日仕事へ行く前に掃除機をかけていた私はなんだったんだ! それから掃除は1週間に1回にしたらNHKの朝ドラが見られるようになった(笑い)」(52才・会社員)
◆庭掃除やめました
「暑い中、腰痛や虫刺されと闘いながら汗だくでやっていた草むしり。除草剤に替えたら、すっかり解放された!」(44才・パート)
◆朝食作りやめました
「朝食作りはお嫁さんにバトンタッチ! 朝にゆとりができました。もちろん、手も口も出しませんよ。楽させてもらっていますから(笑い)」(69才・主婦)
◆アイロンがけやめました
「面倒で大嫌いなアイロンがけをしなくていいように形状記憶のワイシャツに変えたら、アイロンがけの時間が好きなことができる時間になった!」(46才・会社員)
◆夫の弁当作りやめました
「仕事に家事育児にと忙しいのに、夫が協力しないので、腹が立って夫の弁当作りをやめたら時間と心に余裕が!」(44才・主婦)