東京・渋谷駅から徒歩10分ほどの高級マンション。エレベーターで高層階に上がり、100平方メートル超の部屋に入ると、窓一面に東京の夜景が広がる。このマンションは芸能人が多いことで有名だが、その中でも今井美樹(55才)はひと際目を引く存在だ。
「最近その後ろを長身のスレンダーなお嬢さんがついていく姿を見かけました。それがなんともオーラがあって…。最近の若いお嬢さんはすごいですね」(マンションの住人)
テレビ8本、ラジオ7本、新聞・雑誌のインタビュー9本。ここ1か月の今井のメディア出演はめざましい。私生活の話もいとわず、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演した際は、娘の将来についても話を広げ、ひょっこりはんのモノマネまで披露した。
「ここまでサービス精神旺盛とは思っていなかったので驚きました。出演ラッシュは新アルバムの宣伝のためですが、かつてない詰め込み具合ですよ」(テレビ局関係者)
今井は6月6日、映画『終わった人』の主題歌『あなたはあなたのままでいい』を収録した新アルバム『Sky』を発売したばかり。
「1996年のヒット曲『PRIDE』以来の自信作というのもありますが、日本で根を下ろしてしっかり活動したいという気持ちもあるようです」(音楽関係者)
今井は1999年に布袋寅泰(56才)と結婚後、2002年に娘を出産。2012年に一家でロンドンへ移住した。布袋もロンドンでのコンサートや日本でのツアーで2国を行き来する生活。家を空けることが多く、一家が揃うのは年に3か月ほどだ。
そんな彼女が今、日本での活動に軸足を置いて精力的に仕事をする理由は何か。
「布袋さんは2016年に投資詐欺に遭ったことが発覚。約2億円が未回収ということもありますが、それで経済的に困ることはない。それよりも、今井さんのお母さんが今、地元の宮崎県を離れ、都内でひとり暮らしをしているんです。あまり具合がよくないそうで、80才を過ぎた高齢の母親となるべく一緒にいる時間をつくりたいという思いもあるのでしょう」(前出・音楽関係者)
そして、娘・Aさん(15才)の存在も大きいという。『婦人公論』(6月26日号)で今井は《娘が一足先にロンドンに戻ったのですが、自分でもびっくりするくらい、「娘ロス」》と明かしたが──。
「Aさんの“デビュー計画”も日本に軸足を置く理由の1つだといわれています。最近、木村拓哉さん(45才)と工藤静香さん(48才)の次女・Koki,さん(15才)がモデルデビューして話題をさらいましたが、もし今井さんと布袋さんの娘さんもデビューしたら同じくらいのインパクトがあると思いますよ。すでに多くの声がかかっているとも聞きます」(芸能関係者)