ハリソン・フォード(75才)が演じ、スター・ウォーズシリーズで主役と人気を二分する“ハン・ソロ”。その若かりし頃を描いた最新作『ハン・ソロ』で、ほとんど無名の俳優がみごと主役の座を射止めた。映画の宣伝のため初来日を果たしたオールデン・エアエンライク(28才)に、素朴な疑問をズバッと…。
無精ひげを生やし、がっちりした体形、革ジャンにジーンズといういでたちで現れたオールデン・エアエンライク。そのワイルドな雰囲気とは裏腹に、満面の笑みをたたえながら「コンニチハ~」と、握手を求めてくれた姿は好印象。ハリウッドスターの威圧感はあまりない。
本誌・女性セブン最新号を手渡すと…。「日本に来たのも初めてだけど、日本の雑誌を見たのも初めて。盛りだくさんで見ごたえあるね~」と、興味津々の様子でページをめくっていく。
2009年、巨匠・フランシス・フォード・コッポラ監督に才能を見出され、スクリーンデビューを果たした彼は、以後、ウディ・アレンやコーエン兄弟など、ハリウッドの鬼才たちの映画に次々と出演。若き日のハン・ソロを描いた今作で、一気に注目を集める存在となった。なにせ、3000人ものオーディションの中から大抜擢されたのだ。
これだけの大ヒットシリーズ。オールデンも多くの子供たちと同じように、本シリーズの大ファンだったという。
「5才の時、家族と一緒に見たのが最初ですね。ビデオで旧3部作を見て大好きになって、ライトセーバーを持って振り回していた記憶がある。もちろん、主役のルーク・スカイウォーカーも好きだったけど、憧れたのは、ハン・ソロ。彼のフィギュアも持っていたんだ」
大好きなハン・ソロを、自分が演じることに決まった時はかなり興奮したと、微笑みながら話す。
「ハン・ソロを絶対に演じたいっていう気持ちでオーディションに臨んだから、決まった時は“夢がかなった!”と感動して、大興奮。たぶん、オーディションで会った監督やスタッフと感性が合ったんじゃないかな…」
話しながらも手にしたセブンからは目を離さない。そして女性セブンの料理ページで手を止めると、「おいしそう」と、にっこり。さらに『有名人のペット自慢』のページを開いたかと思ったら、元プロボクサー具志堅用高さん(63才)のワンコの写真を見て、「ワォッ! これこれ!」と嬉しそうに指をさした。
「ボクは犬が好きだけど、飼ってはいないんだよね~」