「雅子さまが座るはずだった席だけがぽっかり空いたままで、不在が強く印象に残る会になりました」(皇室記者)
6月25日、優れた業績を上げた研究者に贈られる日本学士院賞の授賞式が開かれた。その夜、皇居宮殿の晩餐会場「連翠(れんすい)」で、受賞者を招き、天皇・皇后主催の茶会が開催されたのだが、皇太子の隣は空席のままだった。
出席予定だった雅子妃が、急遽欠席することとなったからだ。
「1週間ほど前に患ったぎっくり腰が理由ですが、宮内庁の記者クラブに欠席が伝えられたのは、当日の昼すぎでした。その直前までご出席が検討されていたようです」(同前)
茶会は3~4人の受賞者が丸テーブルに座り、それぞれのテーブルに用意された2脚の椅子に天皇・皇后、皇太子夫妻、秋篠宮夫妻らが順々に入れ替わって座り、受賞者と歓談しながら食事する段取りとなっていた。
雅子妃が立ったり座ったりを繰り返すのは難しいという判断だったようだが、もっと早く欠席の発表はできなかったのだろうか。