昨季から米女子ツアーに参戦する畑岡奈紗(19)が、ウォルマートNWアーカンソー選手権で初優勝。米ツアーでの日本人の優勝は10人目で、日本勢では最年少記録だった。そんな快挙の陰には、大先輩・宮里藍からの“プレゼント”があった。
「藍ちゃんと入籍したばかりの座親匠さんが、畑岡のマネージャーとして帯同したんです。昨季の畑岡は単身で転戦していましたが、移動手段やホテルの手配、食事、練習とこなすのは、心身ともにかなりの負担だった。今年は4月から母・博美さんが付き添っているのに加え、座親さんのサポートで試合に集中できるようになった」(ゴルフ誌記者)
宮里のマネージャーとして10年以上米国を転戦してきた座親氏は、ツアー会場付近のホテルや日本食レストランなどを知り尽くす。ちなみに今回の会場は、6年前に宮里が米ツアーで優勝した最後の大会でもある。
座親氏にとっても、畑岡の優勝には「特別な意味」があったようだ。
「藍ちゃんの父・優さんは、もともと座親さんとの入籍に後ろ向きで、結婚の条件は“マネージャー業として娘(宮里)から自立すること”だったそうです。サポートを始めた畑岡がすぐに優勝という結果を出し、義父に顔が立ったのではないか」(宮里家を知る人物)