国内

4度結婚の家田荘子さん 命終えるまで何度結婚してもいい

“人生で何度結婚してもいい”と語る家田さん

 今年5月、タレントの清水 国明(67才)の4度目の結婚を本誌・女性セブンがスクープした。タレント活動の傍ら、実業家、歌手、作家など多種多様な分野で活躍してきた清水。70才を前にした“アラコキ”ながら、4度目の新妻は25才年下で現在妊娠中だ。

 女性も負けてはおらず、松田聖子(56才)と奥菜恵(38才)には3度の結婚歴がある。博報堂ソロもんLABOのリーダーで独身研究家の荒川和久さんは「そもそも日本は離婚大国だった」と語る。

「明治民法ができるまでの日本で離婚は珍しくなく、江戸時代には土佐藩が『7回以上離婚してはいけない』という法律をわざわざ作りました。江戸時代の庶民は比較的自由で性にもおおらか。隣の熊さんの子供と知りながら、自分の子供として育てる辰さんのような夫婦もいたんです」

 現在の日本はまるで「江戸回帰」が進むようで、3組に1組が離婚する一方、再婚数は増加している。

「再婚男性と初婚女性の再婚が最も多く、次に再婚同士という組み合わせが続きます。初婚男性と再婚女性のカップルがもっと増えれば子供のためになるはず。全体として婚姻数が減って離婚数が増えているので、一生連れ添う結婚モデルは数字の上でも減っています」(荒川さん)

 ここでも結婚のカタチが大きく変わっているのだ。

「今の夫と結婚したのは15年前。彼は再婚でした」

 と笑顔を見せるのは、8月4日に新刊『大人の女といわれる生き方』を発売する作家で僧侶の家田荘子さん。最初に外国人と2度、続いて日本人と2度の結婚をした家田さんは、「夫婦関係はずっと良好です」と声を弾ませる。

「会社経営者である夫とは一緒に暮らしていますが、生活時間が違うので顔を合わすのは週2回ほどです。お互いの仕事には一切干渉せず、アドバイスがほしい時は連絡を取り合って相談に乗り合います。

 私にとっては“この人と添い遂げよう”と思った初めての夫で、実際にもしもの時のことを話し合っています。信頼関係で結ばれていて、将来を託せる相手なんです」

 柔和な笑顔を見せる家田さんだが、過去には結婚と離婚を繰り返すたび、周囲から冷たい視線が浴びせられた。

「外国人と結婚しただけで、バッシング報道されて、離婚したらしたで叩かれました。でも今は自分の価値観を優先する女性が増えて、自由な選択ができる時代になりました。私の頃は、離婚しただけで『とんでもないヤツだ』と非難されましたから」(家田さん)

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン