芸能

79歳千葉真一「車は体の一部。免許返納は考えたこともない」

千葉真一が生涯運転宣言

 日々の生活の足となり、仕事道具となるなど、長い年月を車とともに過ごしてきた高齢ドライバーが、運転をやめたり免許返納を迫られている。そんな社会の流れに従う人、抗う人はどんな感情を抱いているのだろうか。俳優・千葉真一(79)に聞いた。

 * * *
 死ぬまで車に乗るつもりだから、返納なんて考えたこともないですね。僕が俳優としてデビューしたのが20歳の時です。2年後に念願の免許を取って以降、何十台と乗り継いできたけど飽きたことは一度もない。

 この写真を見てください。昔、出演した刑事ドラマで車と一緒に海に飛び込むというシーンです。メチャクチャでしょ?(笑い)

 失敗したら死ぬ。カーアクションは文字通り命がけで、車と僕の関係は昔から密接だった。常に車は僕の生活の一部、いや体の一部でした。今だって週5日、ジョギング以外は車に乗っていますよ。ま、住んでるところがバスも来ない千葉の山奥だからっていうのもありますけどね(笑い)。

 愛車はレクサスのスポーツカータイプとミニクーパー。満足しているけど僕には乗りたい車がまだ何台もあるんですよ。いま一番欲しいのがベンツのクラシックタイプの特注カー。推定7億円といわれる代物で、自分でも現実に乗れる日は来ない“夢物語”と思う時もある。それでも“いつか乗ってやる”と思うことで活力が湧いてくるんです。

 僕はクラシックカーが特に好きで、30代の時に乗ってた英国製モーガンは今も忘れられない愛車のひとつです。当時、撮影所で一緒だった故・高倉健さんが僕のモーガンを見て「お前、車が好きなのか」って声を掛けてくれたんです。嬉しかったな。

関連キーワード

関連記事

トピックス

田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
暴力団幹部たちが熱心に取り組む若見えの工夫 ネイルサロンに通い、にんにく注射も 「プラセンタ注射はみんな打ってる」
NEWSポストセブン
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン