「パパ活」とは女性が経済的に援助してくれる男性を探す活動で、昨年ドラマのタイトルになり話題になった。まさかパパ活じゃあるまいが、60代男性と20代女性が仲睦まじくデートしていたのだから、周囲は目をみはった──。
東京・渋谷からほど近く、芸能関係者の多いこの街では夜11時はまだ宵の口。あちこちの店で、人が夏の夜を楽しんでいる。雑居ビルにある看板のない隠れ家的バーのVIPスペースにいたのは竹中直人(62才)とAKB48の人気メンバー柏木由紀(27才)だった。ソファに向かい合って座ると、グラスを傾ける。飲んでいるのは赤ワインだ。
竹中独特の低い声とは対照的に、柏木のかわいい笑い声が店内に響く。
「グイグイとお酒も進んだようで、あっという間に2人でワインボトルを2本、空けていました。いい雰囲気でしたけど、いったいどういう関係なんでしょう…」(居合わせた人)
深夜デートを楽しむ2人。竹中には1990年に結婚した元アイドルの妻がいるのだが、まさか…。
「まったく怪しい関係ではないです(笑い)。竹中さんは、柏木さんからすると頼れるお父さんのような存在。この日も、仕事の話をしていたようです」(テレビ局関係者)
2人は2014年にドラマ『黒服物語』(テレビ朝日系)で共演。竹中がキャバクラの店長、柏木が問題児のキャバクラ嬢を演じた作品は、現場の仲のよさも話題になっていた。
「ベテランの竹中さんが若い女優たちを盛り上げ、撮影現場でも打ち上げでも盛り上がっていました。それ以来、柏木さんは竹中さんを信頼しているようですよ」(前出・テレビ局関係者)
あれから4年。成長した柏木を前に、竹中は終始、上機嫌。その竹中の話を、柏木は身を乗り出して聞き、はじけたような笑顔を見せていた。
「竹中さんがお手洗いに立った時、カウンターにいた東京スカパラダイスオーケストラのメンバーと挨拶しがてら乾杯をしていました。そして、また柏木さんの待つ席へ戻っていました」(前出・居合わせた人)
日付が変わる頃、竹中が会計を済ませると、2人は並んで店員に写真を撮ってもらう。店を後にすると、竹中が柏木をタクシーに乗せてお見送り。その姿は、お父さんのようだった。
※女性セブン2018年8月9日号