1985年に「第1回ミス・モモコグランプリ」でグランプリを受賞して芸能界入りし、今も女優、タレントとして活躍する西村知美。『さんまのからくりTV』(TBS系)など“天然ボケ”キャラで人気を博し、バラエティ番組に多数出演してきた彼女は、グラビアでも活躍した経歴の持ち主だ。西村が、1995年に発売されたデビュー10周年記念写真集『桜蘭(さくららん)』(ぶんか社刊)の思い出を語った。
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久しぶりに写真集を見て、「この頃は若かったなぁ」と実感しています。ハワイ島で撮影をしました。夜、移動中の車がガス欠になり、車から降りた時、満天の星空にミルキーウェイが見えました。その時初めて、天の川って7月7日じゃなくても見られるんだと知り、すごく驚きました。
デビュー10周年記念の写真集で、アイドルからバラドル、そして女優へ向かっていけるように大人っぽいイメージを重視していたと思います。撮影してくださった武藤義さんはデビュー当時からずっとレコードジャケットやカレンダー、写真集も撮っていただいていたので、公私ともに可愛がってもらい、信頼して撮ってもらっていました。
事務所の先輩・芳本美代子さんの、ビショビショでくしゃくしゃ笑顔のグラビア写真がすごく好きで、私もそんな写真を撮ってほしかったので、この写真は私のお気に入りです。夏の水遊びは年齢関係なく楽しいので、撮影中も本気ではしゃいで遊んでいました。