秋篠宮家にとって、今年の夏はさまざまな意味で忘れがたい季節となっていることだろう。来春の御代がわりで秋篠宮さま(52才)は皇嗣殿下になられ、ご一家はこれまで以上に皇室内で重責を担われることとなる。
平成最後の夏、ご一家は“新たな時代”に向けて動き出された。
7月25日の「第52回全日本高等学校馬術協議会」開会式には、佳子さまが参列された。佳子さまと御殿場(静岡)の保育園児とのご対面はここ数年恒例になっている。
「暑い中、待っててくれてありがとう」と日の丸の小旗を持って整列する園児たちに話しかけられると、子供たちも「5才です」と声を揃える。これに対して佳子さまも「私は23才です」と茶目っ気たっぷりに返された。英国留学を経て、大きく成長された佳子さまはこの夏ご公務に励まれるようだ。
7月25日には、眞子さまがアマゾン河を視察した。かつて天皇陛下(84才)との結婚に悩まれた皇后・美智子さま(83才)は旅先のナイアガラの滝(米)を前にして「このまま飛び込んでしまおうか」と苦悩されたという。小室圭さん(26才)と結婚延期中の真子さまも訪問先のブラジルで6,992kmと世界最長・最大のアマゾン河を視察された。珍しいサングラス姿で音高く流れる河面を見つめられ、何を思われたのだろうか。
7月30日は、戦傷病者史料館「しょうけい館」を秋篠宮さま、紀子さま、悠仁さまがご視察。戦傷病者や家族の労苦を後世に伝えるための国の施設を、ご両親に連れられて私的に訪問された悠仁さまはどんなご感想を抱いたのだろうか。
将来、天皇になられる悠仁さまに対して、秋篠宮ご夫妻は今のうちから日本の歴史や成り立ちを学べるような機会を作られているのだ。お父さまと同じ縞模様のレジメンタルタイを締められ、濃紺のブレザー姿も凜々しく、真剣な表情で学ばれていた。
※女性セブン2018年8月16日号