国内

2019年は天皇誕生日の祝日なし 2020年は受験に影響も

平成も間もなく終わる(時事通信フォト)

 2019年5月の改元では昭和から平成のときのような昭和天皇崩御による「自粛」はなく、新時代の祝賀ムードに包まれるだろう。第一生命経済研究所・首席エコノミストの熊野英生氏が話す。

「厚労省の人口動態統計によれば、2000年の婚姻数は前年比4.7%増の約80万件。伸び率も件数も、1980年代以降で最高の数字だった。そして、翌2001年にはさらに件数が伸びました。『ミレニアム婚』『21世紀元年婚』があったからです。来年も、改元にあやかって『元年婚』が増える可能性はある」

 また、出生数も、右肩下がりの局面にあって、2000年は微増、2001年は横ばいだった。

「皇太子の即位に伴って、ご夫妻の物語や愛子さまご誕生のエピソードが数多く紹介されるでしょう。その影響で『元年ベビーブーム』がやってくることも大いに考えられます」(同前)

 他方、祝賀ムードの行き過ぎも懸念される。

「来年4月30日から5月1日にかけて、新元号へのカウントダウンで繁華街は大変な人出が予想されます。改元や即位に関連する儀式には、警察組織の面子をかけて当たります。あのDJポリスだって“皆さん、騒いじゃだめですよ~”なんて、W杯のときみたいに優しくはできません」(元警視庁警備部・坂東忠信氏)

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
フジテレビが今やるべきは、新番組『怒っていいとも!』を作ることではないか
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
ゴールデンタイムでの地上波冠番組がスタートするSixTONES
ゴールデンタイムで冠番組スタートのSixTONES メンバー個々のキャラが確立、あらゆるジャンルで高評価…「国民的グループ」へと開花する春
女性セブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン