来年4月30日、今上天皇が譲位し、徳仁皇太子が即位する。前回の東京五輪では、昭和天皇が開会宣言を行なった。再来年は、新天皇がその重役を担うと予想される。
「五輪組織委の森喜朗会長は、新国立競技場での開会式に皇室ファミリーが揃って臨席することに期待を寄せているといいます。新しい天皇皇后と愛子さま、そして秋篠宮一家が顔を揃えれば、世界に向けて新時代の幕開けをアピールできる」(スポーツジャーナリスト)
◆天覧相撲に愛子さまは現われるか
時代の移り変わりの余波はスポーツ界にも。
「相撲好きで知られた昭和天皇は、1980年以降は東京で開催される本場所を毎年2~3回観戦しました。
相撲が国技と名乗るための錦の御旗が天覧相撲だったわけですが、今上天皇の時代になってからは初場所の年1回に戻され、今年は力士の暴行事件などの不祥事を受け、取り止めになりました」(相撲関係者)
皇太子夫妻は、昨年5月場所初日を観戦した。2007年秋場所に、愛子内親王を連れ立ったこともある。