東京五輪まであと2年を切った。2020年のオリンピックで活躍が期待される女子アスリートは誰なのか。ビーチバレーボールの新星・村上礼華(21)を推すのは、ビーチバレーボール界の“レジェンド”・浦田聖子さんだ。
「アトランタやシドニーの五輪に出場経験のある佐伯美香さんから直接指導を受けている、今最も注目の選手です。現在、低いトスを織り交ぜた早い展開のバレーを目指して練習していると聞いています。
早いテンポの攻撃は海外のチームでもあまり見られないので、格上の相手でもリズムを崩すことができ、十分戦っていけると思います」(浦田さん)
【プロフィール】
◆むらかみ・れいか/1997年生まれ。兵庫県出身。身長173センチ。小学校からバレーボールを始め、高校の時にビーチバレーに転向。2017年アジアU-21選手権で2年連続準優勝。6月のワールドツアー・シンガポール大会で金メダルを獲得。国内ランキング8位(7月時点)。松山東雲女子大学4年。
◆うらた・さとこ/1980年生まれ。2002年にインドアからビーチバレーに転向。2004年ビーチバレージャパンで優勝。2006年アジア競技大会で日本代表に選出。2007年ジャパンツアー東京大会優勝。
※週刊ポスト2018年8月17・24日号