ぶりっ子キャラで一世を風靡したタレント・さとう珠緒(45)は、グラビアクイーンとしても活躍した経歴の持ち主。さとう本人が、23歳時のファースト写真集『ハニーリップス』(1996年、竹書房刊)を振り返る。
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自分の写真集で一番好きなのがこの『ハニーリップス』です。カメラマンの井ノ元さんとは相性バッチリで、何もわからない私を楽しい気持ちにさせてくれて、その瞬間瞬間を切り取ってもらいました。この写真が一番のお気に入りです。Y字バランスの写真は、当時ダンスをやっていたので、こんなポーズをしてしまったんでしょう。今はすっかり体が固くなって、もうこんな開脚はできません(笑い)。
1988年に15歳で「第2回ミス・アクション・オーディション」の準グランプリをいただいているので、実は今年が芸能生活30周年になります。準グランプリの後は数か月だけ芸能活動をして普通の高校生活を送り、卒業後は芸能界と関係ない職業に就くことも考えました。
1995年に『超力戦隊オーレンジャー』にオーピンク役で出演してから多くのお仕事をいただけるようになりましたが、ぶりっ子だと批判されたり、「女が嫌いな女」に選ばれたりした時は、もう“プンプン”でしたね(笑い)。