8月下旬の夜7時、東京・西麻布の路上に長身の目立つ男がいた。入っていったのは焼き肉店。男7人の仕事飲みのようだ。夜11時過ぎに2軒目のバーへ移動すると、今度は男同士のサシ飲みをスタート。この日は、超多忙な妻がオフだったのか、夜になって帰宅した妻と家事をバトンタッチして出てきたのか、石橋貴明(56才)は深夜12時をまわっても帰宅する様子はなかった──。
最近の鈴木保奈美(52才)は酷暑の中、朝から外での撮影スケジュールを毎日のようにこなしている。10月にスタートするドラマ2本に出演するからだ。
1本目は月9の『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)。アメリカのドラマが原作の大手弁護士事務所を舞台にした作品で、保奈美が演じるのは織田裕二(50才)の上司役。『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)以来、27年ぶりの2人の共演が早くも注目されている。
もう1本は『主婦カツ!』(NHK)。会社を退職し、突然農業を始めると言い出した夫に困惑する妻役を演じる。
「ここ1~2年のドラマ出演で、保奈美さんは一気に存在感を増しています。2年前の『ノンママ白書』(フジテレビ系)にはじまり、朝ドラの『わろてんか』(NHK)、『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)と話題作が続き、今回は異例の同時期の掛け持ち出演です。ただ、その活発な活動が原因で、夫婦間にしこりができているとか。石橋さんは、保奈美さんに面と向かっては強く言いづらいようですが、“そこまで仕事を詰めこまなくていいんじゃないか”“できるならやめてほしい”と周囲には漏らしているんです」(芸能関係者)
保奈美とは対照的に石橋をテレビで見かける機会は減っている。今年3月に21年間続いた『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)が終了。4月から『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)が始まったが、深夜枠だ。
「かつては1本500万円にも上っていたギャラも、今は100万円を下回るそうです。一般的に充分な額ですが、かつては長者番付の常連で、年収4~5億円が当たり前といわれていた石橋さんにとっては、“無給”状態です。それが原因で、お金がないから妻である保奈美さんが働くしかないという報道もありました」(テレビ局関係者)
◆ネガティブな話題に嫌気
しかし事実は異なるようだ。