『報道ステーション』(テレビ朝日系)の小川彩佳アナ(33)と富川悠太アナ(42)の「確執報道」が改めて浮き彫りにした愛憎劇。テレビ界の歴史では、このような男女キャスターの確執は幾度となく取り沙汰されてきた。
古くは1980年代後半、『FNNスーパータイム』(フジテレビ系)の逸見政孝アナ(故人)と幸田シャーミンアナ(62)の不仲が週刊誌を賑わせた。
逸見アナの言い間違いを冷たく見つめる幸田アナの姿など、ギスギスした空気が映し出され、
〈打ち合わせ以外にほとんど言葉を交わさない〉
〈オンエア終了と同時に左右に別れてスタジオから出て行く〉
などと報じられた。
1989年にスタートした『ザ・スクープ』(テレビ朝日系)では、開始早々から鳥越俊太郎氏(78)と畑恵アナ(56)の間に漂う“不穏な空気”が露呈。
鳥越氏は『サンデー毎日』元編集長、畑アナはNHK出身のキャスター。“畑違い”の2人は当然、報道に対する持論も異なる。打ち合わせで鳥越氏の主張に畑アナが異議をさしはさむことも多く、険悪な雰囲気を前に、〈スタッフが頭を抱えている〉とも報じられた。