新しい時代の到来が刻一刻と近づいている。「その日」を前に雅子妃の順調な快復ぶりが伝えられる一方、元外交官として腕の見せ所であるはずの海外訪問では、なぜか皇太子に同行しないという。
9月7日から15日まで、日仏友好160周年に合わせてフランスを公式訪問する皇太子に、雅子妃は同行しない。
「フランス側からは、夫妻揃っての“招待”だったそうです。当然、同行されるとみられていたのですが、宮内庁は8月に入ってから見送ることを発表しました」(皇室記者)
皇太子は、雅子妃へのプロポーズの際、「外交官として働くのも、皇室の一員になるのも、国のために働くという意味では同じではないですか」と語りかけたという。幼少の頃から海外生活が長く、元外交官というキャリアを持つ雅子妃にとっては、皇室外交はライフワークの一つのはずだ。実際、過去の海外公務では、雅子妃の豊かな国際性が発揮されてきた。学会などでの皇太子の「英語スピーチ」のアドバイザーを、雅子妃が務めていることも知られている。
それだけに、「1週間にも及ぶ海外訪問や長距離移動には、まだ耐えられないのだろうか」(別の皇室記者)と心配の声も囁かれた。ただ、宮内庁関係者はこんな言い方をする。