「花の82年組」と呼ばれ、多くのスターを輩出した1年上の代に隠れて“不作”と評された1983年デビューのアイドルたち。彼女たちが35年の時を経て再び集結し、「お神セブン」なるグループを結成した。シアトル在住のメンバー・徳丸純子を除いた6人、大沢逸美、木元ゆうこ、桑田靖子、小林千絵、松本明子、森尾由美が集まって、11月に開く2日間限定ライブ開催への道のりについて語り合った。
桑田:純子が単独ライブをした時に、「このメンバーでライブをしたい」って話になったんだよね。
松本:そうだ、その時に「私たち7人で何かするなら、やっぱりよく復活ライブの会場になる博品館劇場だよね?」って話して盛り上がった。
森尾:でもまぁ、夢みたいな話で。本格的に動き出したのは去年10月頃かな。いっちゃん(大沢逸美)がメンバーの本気度を探るためのアンケートを取ったんだよね(笑い)。それで昔から親交のあったフジテレビのプロデューサーの三宅恵介さん(*)に相談しに行って。
【*『オレたちひょうきん族』以降、40年以上にわたりバラエティ番組制作一筋のテレビプロデューサー。特に森尾由美とは『はやく起きた朝は…』のプロデューサーとして長年の付き合いとなる】
松本:こういう計画的な話は森尾Pと大沢相談役がいないと何も始まらないんですよ。
小林:ほんとそう。お神セブンという呼び名も逸美ちゃんが考えてくれたしね。AKB48の“神セブン”という語源と、再会が“神がかってた”こと、そしてもういい歳だから“女将”をモジッて“お神セブン”って!