8月21日に腹部の痛みを訴え緊急入院となったコラムニストで小説家の勝谷誠彦氏が、着実に回復しているようだ。
8月後半、有料配信日記『勝谷誠彦の××な日々。』にて体調不良を明かしていた勝谷氏だったが、8月22日の配信では、発行人の高橋“ヨロン”茂氏が、「昨日、勝谷は病院にて診察を受け、即日入院となりました。本来であれば病室内にて経過報告を含めた日記の執筆を行うところですが、集中治療室に入っているため、執筆が物理的に無理となっております」と報告。365日、休まず配信してきた同日記としては2007年元日のスタートから初の休載となった。
日頃から酒量が多い勝谷氏だったが、入院前は腹痛とともに黄疸もひどかったようだ。同日記での高橋氏の報告によると、8月25日の時点で集中治療室から個室に移動。8月27日には「勝谷さんは、熟睡している時間が多いようです。鼻から入れて酸素を送っていた管が取れたので、一歩前進といったところでしょうか」とのことで、一歩ずつ回復していく様子がうかがえる。
そして8月31日の配信では「昨日の勝谷さんは、落ち着いていたそうです。パソコンの充電を気にしていたそうなので、かなり良い感じなのではないかと思います」「さらに良い情報としては、今日から関節を動かしたり体の基本動作をするためのリハビリを始めるということです」とあり、急速に回復を遂げていることがわかる。
9月4日配信では「先週の状態からはかなり回復していて、まだまだ声は弱々しいし、ベッドから自力で起き上がることはできないものの、普通に会話ができるくらいになっていました」と、コミュニケーションも取れるようになったことを報告。さらに9月5日には、勝谷氏が高橋氏に送ったメールを公開。「私はこのメールを読んで震えました。2週間前は、まさかここまで回復するとは思えないほど死の淵にいました。まだまだ先は長いのですが、確実に一歩こちらの世界に戻ってきているようです」と、生死をさまよった勝谷氏が、着実に日常を取り戻しつつある様子に高橋氏も感動している。
このように確実に回復しているという勝谷氏。9月7日にはパソコンの設定について、高橋氏に電話をするまでになっている。またその前日には車椅子で移動するようになり、自らトイレにも行けるようになっていたという。そして、9月8日配信では、本人執筆の『勝谷誠彦の××な日々。』も復活。入院してから20日足らずで、連載に復帰してしまったのだ。
まさに超人的な回復力を見せている勝谷氏のさらなる復活を応援するべく、9月19日20時ごろから『血気酒会特別編』が開催される。
『血気酒会』とは勝谷氏が2012年10月から不定期で開催しているイベントのこと。「飲み会」の様子をネットで配信するというもので、著名なゲストも参加している。