ドラマ『3年B組金八先生』で注目され、1982年には歌手デビューしたつちやかおりは、グラビアでも人気を博した。「グラビアが増えてきて、雑誌に載るのが嬉しかった」という頃について、つちやが振り返る。
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サイパンで撮影した記憶があります。健康的ですね。この頃は1982年のレコードデビューから3年が経ち、グラビアが多くなってきた時期。私は、東芝EMI の中でも甲斐バンドやチューリップの在籍する制作チームに所属していました。
レコード会社としてはアーティストとして売り出す作戦だったようで、アイドル誌や番組にほとんど出ていなかったんです。中森明菜ちゃんや小泉今日子ちゃんと同じ「82年組」に括られるのですが、私はその中から外れているという意識が強かった。だから、雑誌で何ページも割いてくれたり、表紙に大きく名前が載っていたりすると、すごく嬉しかったです。
【プロフィール】つちや・かおり/1964年8月生まれ、東京都出身。1979年、ドラマ『3年B組金八先生』の生徒役で注目を浴びる。1982年には『恋と涙の17才』で歌手デビュー。11月14日から東京西日暮里・キーノートシアターにて舞台『おばドルゆみこ』に主演。
※週刊ポスト2018年10月5日号