広大なニューヨークの街の中心地、摩天楼立ち並ぶマンハッタン。そこに眞子さま(26才)との婚約が延期中の小室圭さん(26才)が通うフォーダム大学ロースクールのキャンパスと、その同じ敷地内に学生たちが寄宿する学生寮がある。寮が入るのは20階建て高層ビル「マッキンリー」。24時間警備に、フィットネスジムまで付いている。
ニューヨーク・フィルの公演などで知られる芸術施設リンカーンセンターに隣接し、市民の憩いの場であるセントラルパークまで徒歩5分。ミュージカルの聖地ブロードウェーも、音楽の殿堂カーネギーホールも、トランプ大統領の自宅がある金色のトランプタワーも、いつでも観光客が記念写真を撮っているタイムズスクエアも、目と鼻の先だ。
そんな世界最高の一等地で、小室さんは暮らしている。
「夜にはマンハッタンの夜景が一望できる、ビルの18~20階の高層階に部屋があるようです。寮費は月額で18万円ほど。学生のひとり暮らしにしてはとても高いですが、大都会のど真ん中の家賃だと考えると、破格の安さです」(在米ジャーナリスト)
年間およそ700万円という高額な学費と、ニューヨークの高い物価水準での生活費を支払える、ごく限られた学生だけの“特権的”な生活。小室さんは学生寮の入る「マッキンリー」ビルから、芝生の美しい中庭を抜け、敷地の向かいにある校舎に通っているようだ。
「小室さんの場合、勤務先である法律事務所からの生活費のサポートと、約200人の同級生の中から1人だけ選ばれる『マーティン奨学金』での授業料免除がある。もし眞子さまの婚約内定者という立場がなければ、そんな生活が実現できたかどうか」(皇室ジャーナリスト)
◆「近く、小室さんに会わせてほしい」
その一方で、秋篠宮ご夫妻の胸中は複雑だ。
「来年5月、皇太子さまが即位されると、秋篠宮さまは『皇嗣』となり、秋篠宮家は皇嗣家になります。今はその体制づくりを進める時。眞子さまの結婚問題に煩っている場合ではないのです」(皇室記者)
留学前、秋篠宮さまが眞子さまと小室さんに「現状では納采の儀を行えない」と伝えられたことが朝日新聞などで報道された。極めて重い言葉だが、しかし、秋篠宮ご夫妻は「結婚を認めない」とまでは踏み込まれてはいないという。これまで通り、あくまで“眞子さまのお気持ちを尊重したい”というお考えに変わりはないという。
「ご夫妻は、眞子さまから『結婚を考え直したい』と自ら申し出られるのを見守っている状態です」(前出・皇室ジャーナリスト)