ラウンド間にビキニ姿で闊歩し、男臭い雰囲気を一瞬で華やかに彩る。いまや格闘技の興行において欠かせない存在となったラウンドガール(RG)。
そんなラウンドガールの役割は、各ラウンド間に観客に向けて次のラウンド数をボードで示すことだけではない。掲げるボードにスポンサー企業の名前が入っているケースが多く、露出の多い派手なコスチュームで注目を集める“歩く広告塔”としての役割を担っている。
興行を競い合う各団体にとって、ラウンドガール目当てに会場を訪れるファンは従来の客層とは違った新規の観客になる。ゆえにその採用にも熱が入っているという。いまやラウンドガールという職業は「レースクイーン」と並ぶ“芸能界の登竜門”になりつつあるという。
では、実際にどんな美女がいるのか。主な総合格闘技団体のラウンドガールを紹介しよう。
●修斗
初代タイガーマスク・佐山聡が1984年に創設した団体。現ラウンドガールメンバーには「ミスヤングチャンピオン」も。
●パンクラス
十角形のゲージ内で戦う興行で須藤元気の新人時代の主戦場だった。現ラウンドガールは元レースクイーンが主体。