10月1日に放送をスタートした、NHK朝ドラ『まんぷく』。インスタントラーメンの生みの親である安藤百福と、その妻・仁子の生涯をモデルにした作品だ。これまで朝ドラヒロインといえば“新人女優の登竜門”とされてきたが、今作のヒロイン・福子を演じるのは、映画『万引き家族』での演技が世界中から絶賛された安藤サクラ(32)。朝ドラ史上初の“ママさんヒロイン”であることも話題を呼んでいる。
だが、まだ1歳3か月の娘の世話をしつつドラマの収録となると、さぞハードなはず。そんな安藤を支えるべく、NHK大阪放送局では“働き方改革”が行なわれているという。
まずNHKが手がけたのは「親子の時間の確保」だ。「親子で一緒に過ごす時間を確保できるようにと、通常は朝の9時から夜の11時頃まで続く撮影を、『まんぷく』では夜の7時で切り上げています。
その代わり、通常なら6月上旬のクランクインを前倒しし、ゴールデンウィーク中から撮影を始めるなどスケジュールを調整して時間を確保したようです」(NHK関係者)
また、撮影現場に娘を連れてこざるをえない場合に備え、局内に育児スペースを新設された。