秋の新ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)が、初回視聴率11.5%と好調な滑り出しを見せた。
「主演の新垣結衣さん(30才)と脚本の野木亜紀子さんは、2016年に大ヒットしたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)の“鉄板コンビ”で、もともと期待が高かった。しかも、初回から新垣さんの“タブー解禁”もあり、テレビ業界では何かと話題になっています」(テレビ局関係者)
問題の第1話は新垣が演じる深海晶(しんかいあきら)の、小さな反乱で幕を下ろしている。パワハラ社長が経営する、無気力社員ばかりの会社で仕事を過剰に押しつけられてきた晶が、取引先でセクハラに遭遇してがまんの限界に。ついに社長に環境改善を訴えるのだ。
そのときの晶のファッションは、それまでのシンプルでコンサバなオフィスカジュアルから打って変わって、サングラスをかけ、レザーのライダースジャケットに派手なロングスカート、そしてレザーブーツ。そのイメチェンに周囲は驚いた。
「はっとさせられたのは、ブーツです。かなりヒールの高いものでした。実は新垣さんにとってハイヒールは、これまでハレモノだったのです」(前出・テレビ局関係者)
スラリとしたスタイルの新垣の身長は、公式プロフィールでは169cmとされている。もちろん、同世代の女優の中では高身長だ。
放送に先立って出席した完成披露試写会では、子供の頃の思い出に触れて「自分より背の高い男子は1人しかいなかった」と、高身長をネタに笑いを誘っていた。
「新垣さんは20代後半まで身長が伸びていたと告白していますが、今は170cmを超えているともいわれています。ドラマの共演者によっては極端に大きく見えてしまうことから、ハイヒールを封印してきました。しかし、今回は恋人役の田中圭さん(34才)が178cm、ダブル主演の松田龍平さん(35才)が183cmと、新垣さんよりも背が高く見劣りすることがないので、安心してヒールを“解禁”できたようです」(ドラマ関係者)
実際、10月上旬、都内でのロケ現場で、ヒールを履いて颯爽と歩く新垣の姿があった。
ハイヒールは女の戦闘服と言う人もいる。武装したガッキーを中心に、どんなラブストーリーが繰り広げられるのか楽しみだ。
※女性セブン2018年11月1日号