突然の引退から1か月。九州場所の初日が迫るなか、元貴乃花親方(46)の動向に注目が集まっている。10月29日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演すると、「最近は仕事といった仕事はない。今後はどうしようかといった感じ」「ちびっこ相撲とか、土俵に携わっていきたい」などと語った。
「相撲協会の理事時代の月給は約140万円あり、ヒラに降格となってからも約80万円はあったが、今回の退職によってゼロになる。当面の収入はテレビやイベントの出演料などに限られてくる」(相撲担当記者)
そんななか“一家の大黒柱”となりそうなのが、景子夫人(53)である。景子夫人は長年にわたり女将として貴乃花部屋を支えてきたが、その一方で、“副業”にも熱心だった。
「近年は講演を年間40~50回こなし、ギャラは1回あたり50万~80万円といわれています。自分の家族や女将の仕事をテーマに語ることが多い」(後援会関係者)
貴乃花親方が理事選で4選を果たした直後の2016年2月には、自身が代表取締役を務める会社を設立。主な事業として「河野景子のことばのアカデミー」という講座を主宰しており、アナウンサーや女将の経験を生かして、話し方や礼儀作法を生徒たちに教えている。同社HPによれば、3時間の特別体験レッスンの受講料は1人2万7000円だ。