さらに久代アナは「ムロツヨシさんが見ていくごとにカッコよく見えちゃう」「不思議」と、ほめてるのかほめてないのかよくわからない“ムロ評”を唱えるのだ。本当に、なんて正直な女子アナなのだろうか。ちなみに、“月9”『SUITS/スーツ』についても「今回、けっこう好きです」と、前回や、これまではどうだったのだろうと視聴者からツッコまれそうな物言いだった。
正直といえば、久代アナは今年5月から隔週で『ワイドナショー』に出演。時折放つコメントに、MCの東野幸治や筆頭コメンテーターのダウンタウン松本人志が驚いたり、苦笑したりする場面が度々みられる。
直近では、アナウンサー試験を受けていたときの第一志望がフジテレビではなくテレビ朝日だったと悪びれもせず答えたときのこと。希望は、『ミュージックステーション』でタモリさんの隣に座ることだったそうで、慌てた東野が、「(でもフジテレビに入ったのは)フジテレビの内定が先に出たからですよね?」とフォローに入るも、そうではなかったことをこれまた正直に吐露。
決して、喋らせてもらえる時間が多いわけではないし、久代アナがもっとも多く画面に映っている『さんまのお笑い向上委員会』においても、モニターに映る文言をコールするだけで番組が終わってしまう回もある。
だが、久代アナがすごいのは、共演者に話を振られると、それがどんな内容であっても、クリーンヒットを飛ばすことなのである。
それも、狙ってコメントしているワケではなく、思っていることを正直に、声も張らずにボソボソっと言うだけなのだけれど、短くまとめて結論まで話すので、使われるコメントが非常に多いのである。