トレンドを取り入れていると本人は思っているけれど、若者から見ると微妙にズレている。そんな“イタい大人”を彼らは見逃してはくれない。まずはSNS。今どきフェイスブックがメインなんておじさんだけ、インスタグラムくらいやっていないと若い子に馬鹿にされる……と思って始めたインスタも、若者は冷笑している。
「おじさんのインスタは基本的に食事を写したものばかり。しかも普通の角度で撮影していてちっとも美味しそうじゃないし、まったく面白みがない」(20代男性)
自撮り写真の角度にもおじさん感が出てしまうらしい。
「イタいくらい頻繁に自撮りをSNSにアップするおじさんは何? あとおじさんの自撮りって、下から見上げるように撮ってる場合が多い。『おじさんアングル』と呼んでいます」(20代女性)
今年、若者を中心にユーザー数が激増した動画作成・投稿アプリ「TikTok」に果敢に挑戦した人もいるだろう。しかし、というべきか、やはり、というべきか「上司が若い子の真似をしてTikTokで動画を載せると、途端に宴会の悪ノリ感が出る」といった辛辣な意見が相次いだ。
「おっさんが女子のように目をクリクリさせても、自己顕示欲にしか見えない。TikTokユーザーは“癒し”か“おもしろ”を求めているので、自己満が過ぎるものは嫌われますよ」(20代男性)