自分たちの「生きる美の一瞬」を表現したい。「美しさ」とは。「自分らしさ」とは。「生きている」とは。はっきりした答えも見つからないまま走り出した3人の女性──。
二度と戻ることのない、かけがえのない「一瞬」を表現したい。発端となったのは、スペースクラフト・エンタテインメントに所属するキャンパスクイーン卒業生。現役女子大生時代には、「美」をテーマにそれぞれチャレンジしてきた結城モエ(慶應義塾大学法学部卒)、高尾美有(帝京大学経済学部卒)、松井りな(中央大学文学部卒)の3人。卒業後、女優として歩き始めた彼女たちが抱いた「いまの自分を表現したい」という熱い想い。最初で最後の挑戦。
彼女たちが自ら企画し、これまでのすべてを脱ぎ捨てて写真家・篠山紀信氏と世界で活躍するビューティ・アーティストたちと挑んだ奇跡の写真集『premiere(プルミエール)』(フランス語で“初めて”の意味)。12月1日に、結城、高尾、松井、それぞれの写真集計3冊が同時発売される(小学館・各3800円+税)。
このシリーズは文字通りモデル達にとって、はじめての体験、挑戦であり、写真家にとっても従来のアプローチとは違った、女性に寄り添った視点で撮られた作品で、ファッションディレクター、スタイリスト、ヘア、メイクアップアーティスト、アートディレクターらも、世界で活躍するスタッフが集結し、初のセッションとなった。
写真集発売日の12月1日にはGINZA SIX6階にある“美の殿堂”「銀座 蔦屋書店」において、モデルとなった3人と篠山紀信氏による発刊記念トークイベント&サイン会を開催予定。
ギリシャ神話に登場し、「美」の象徴として、時代を超えて芸術作品に描かれて続けてきた「三美神」。charm(魅力)、beauty(美)、creativity(創造)の神々。いままさに、その奇跡の女神たちが舞い降りる。
【PROFILE】
◆結城モエ(yuki moe):1994年5月18日生まれ。慶應義塾大学法学部卒。
◆高尾美有(takao miyu):1996年1月16日生まれ。帝京大学経済学部卒。
◆松井りな(matsui rina):1993年11月16日生まれ。中央大学文学部卒。
◆篠山紀信(shinoyama kishin):写真家。女優、歌舞伎、舞台、アーティストからシルクロード、原発、ラブドールまであらゆるジャンルにおいて驚異的な数の作品を発表。常に「時代」とともに疾走し、「激写」シリーズ、宮沢りえ「Santa Fe」、ジョンレノン「Double Fantasy」など数々の時代的名作を生む。Webサイト「シノヤマネット」ではデジタル作品を発信し続け、全国巡回中の写真展「写真力」は入場者100万人に迫る。