来年5月に東京・日本橋の明治座で上演される舞台『細雪』の降板が明らかになった黒木瞳(58才)。キャスト変更後の衣装合わせが行われたその日、黒木は美容室でヘアケアをしていた。
舞台『細雪』は谷崎潤一郎による同名小説を原作として舞台化した作品。昭和10年代の大阪船場の老舗木綿問屋を舞台に、美しく優雅に生きる4姉妹の姿を描く。舞台の上演回数は1500回を超えている。
今回の舞台化におけるキャストは、今年5月に発表。長女役に黒木瞳、次女に一路真輝(53才)、三女に瀬奈じゅん(44才)、四女に水夏希(46才)と、4姉妹全員が元タカラジェンヌだった。
しかし、11月14日に女優・浅野ゆう子(58才)の所属事務所がツイッターにて、
《明治座にて、来年5月公演『細雪』に長女・鶴子役で出演させていただくことになりました》
と、告知。黒木が降板し、長女・鶴子役を浅野が演じることが明らかになったのだ。
明治座の公式サイトにアップされていたチラシ画像の黒木の写真はいつの間にか浅野と差し替えとなり、明治座の公式サイトから「元タカラジェンヌたち」の宣伝文句は消滅した。しかし、明治座からのキャスト変更の公式発表はされておらず、降板の理由もわからないままだ。
黒木の降板によって舞台裏は大慌てとなり、11月24日には急きょ代役となった浅野の衣装合わせが行われたという。そしてこの日、黒木は美容室でゆっくりヘアケアをしていた。舞台のスケジュールがなくなり、リラックスする時間を満喫しているかの様子だった。