今年も残すところあと1か月あまり。年の暮れの運試し、「年末ジャンボ」の抽せんが大晦日に待っている。宝くじファンに運気を届ける“ベテラン福娘”がいる売り場を全国から厳選。ツキの集まる売り場を紹介しよう。
11月21日に発売された年末ジャンボ。1等・前後賞合わせて10億円は、ジャンボ宝くじ史上最高額の当せん金だ。1等3000万円の「年末ジャンボミニ」と、1等1000万円の「年末ジャンボプチ」も同時発売。3種類で10万円以上の高額当せんが16万1195本と、昨年より6万7680本も増えた。日本唯一の宝くじ研究家として知られる“山ちゃん”こと山口旦訓氏が話す。
「どこで購入しても当せん確率は同じはずなのに、大当たりを連発する有名売り場が各地に存在します。その理由は、販売員の開運努力。宝くじを手渡す時の“当たりますように”の一言や、笑顔、仕草が福をもたらしてくれるんです。『幸運の福娘』のいる売り場で宝くじを購入すれば、億万長者がグッと近づきます」
そこで、「運気を呼ぶ“福娘”のいる売り場10」を、山ちゃんが厳選した。
◆彼女の笑顔がツキを呼ぶ!
仙台駅から西に歩いて10分ほど、ビジネス街にある広瀬本町CC(宮城県仙台市)は、市内でも有数のツキ売り場だ。屋根の上には、招き猫「あたルン」が座っており、忙しそうなビジネスマンもその可愛さに足を止める。
「2013年のドリームジャンボで1等1億円、2014年の年末ジャンボミニでも1等7000万円を出し、2年連続で当せんを出しました。昨年の年末ジャンボでは2等1000万円が当たったので、前回同様、2年連続での高額当せんを狙っています」(神田孝範店長)
同売り場には、4人の陽気な女性店員がいて、とりわけ評判の福娘が“満面笑顔”で売り場を明るくする守屋裕子さん(55)だ。
「何年経っても私たちは永遠の“福娘”です(笑い)。お客様から、“笑顔を見ると元気が出る”と言ってもらえるのが嬉しくて、なんとか大当たりでお礼したい、と日々願っています」