スポーツ

貴乃花、妻・息子に「もうオレを利用するな」と思ったか

1995年5月に入籍した貴乃花と景子さん

 23年間に及ぶ結婚生活にピリオドを打った元貴乃花親方(46才)と花田景子さん(54才)。元横綱日馬富士による貴ノ岩への暴行事件に端を発した、貴乃花と日本相撲協会とのいざこざのなかで、夫婦の関係は悪化。貴乃花が相撲協会を退職したことで、景子さんは我慢の限界に達したという。

 そして、もう1つ離婚への引き金となったのが、子供の存在だった。長男の優一(23才)は昨年の6月に1才年上の女性と結婚。

「その妻とは早くから別居状態となり、ほとんど夫婦関係のないまま離婚協議に入っているそうです。景子さんは優一くんを支持しているようですが、親方は“責任感がなさすぎる”と激怒している」(後援会関係者)

 優一の仕事を巡って夫婦の意見は対立した。優一は靴職人を名乗っているが、昨年夏に芸能事務所に所属。タレントデビューした。しかし、芸能活動はうまくいかずに今秋には事務所を解雇されていた。

「この芸能事務所は景子さんの紹介だったそうで、デビューは彼女の後押しがあった。親方は靴職人として独り立ちしていないうちに、芸能界に入ることを強く反対していました。この9月に事務所を解雇された後、親方は“靴職人としてしっかりとがんばれ”と声をかけたそうですが、その裏で景子さんが、テレビ局に優一を売り込んでいたことがわかり、そのことでも夫婦は口論になったと聞きます」(景子さんの知人)

 離婚の話し合いは10月上旬頃、貴乃花から切り出したという。この1年以上、貴乃花は相撲部屋で、景子さんは自宅での別居状態が続き、夫婦の会話もほとんどなかった。

「いわゆる“仮面夫婦”でしたが、景子さんは離婚に消極的でした。彼女には、これまで部屋を支えてきた自負がありますし、女将さんブランドが消えると仕事に影響が出ます。彼女の講演やトークショーの内容は、女将さんという立場を存分に生かしたもの。親方、弟子、部屋経営なども必須アイテムでした。今さら離婚することは、デメリットのほうが大きいと思ったのでは。最後まで抵抗したようです」(前出・後援会関係者)

 この頃、優一がブログに貴乃花と景子さんの2ショット、貴乃花と自分のハグ写真などを載せた。それは、両親を離婚させないための“援護射撃”だったとみられている。

「優一くんも景子さんと同じ考えで、協会を辞めることも離婚も反対だった。親方の退職は角界のしがらみから逃れ、裸一貫の再始動を求めてのもの。それが理解されなかった。優一くんにとっても芸能活動をする上で、“貴乃花ブランド”が大きな後ろ盾にはなるでしょうから。結局、妻も子も“おれのことより自分のことばかり”、と親方には映ってしまった。2人に対して、“もうおれを利用するな”“もういいだろう”という考えになり、離婚へと突き進んだ。最終的には親方が強く押し切って離婚届に判を押させたようです」(前出・後援会関係者)

※女性セブン2018年12月13日号

関連記事

トピックス

2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新田恵利(左)と渡辺美奈代があの頃の思い出を振り返る
新田恵利×渡辺美奈代「おニャン子クラブ40周年」記念対談 新田「文化祭と体育祭を混ぜたような感覚でひたすら楽しかった」、渡辺「ツアーも修学旅行みたいなノリ」
週刊ポスト
放送時間を拡大しているフジテレビの『めざましテレビ』(番組公式HPより)
日テレ『ZIP!』とフジ『めざまし』、朝の“8時またぎ”をめぐるバトルがスタート!早くも見えた戦略の違い
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
公的年金は「社会的扶養」「国民の共同連帯」「所得再分配機能」(写真提供/イメージマート)
《まるで借りパク》政府の基礎年金(国民年金)の底上げ案 財源として厚生年金を流用するのは「目的外使用」ではないのか、受給額が年間8万円以上減額も
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン