23年間に及ぶ結婚生活にピリオドを打った元貴乃花親方(46才)と花田景子さん(54才)。元横綱日馬富士による貴ノ岩への暴行事件に端を発した、貴乃花と日本相撲協会とのいざこざのなかで、夫婦の関係は悪化。貴乃花が相撲協会を退職したことで、景子さんは我慢の限界に達したという。
そして、もう1つ離婚への引き金となったのが、子供の存在だった。長男の優一(23才)は昨年の6月に1才年上の女性と結婚。
「その妻とは早くから別居状態となり、ほとんど夫婦関係のないまま離婚協議に入っているそうです。景子さんは優一くんを支持しているようですが、親方は“責任感がなさすぎる”と激怒している」(後援会関係者)
優一の仕事を巡って夫婦の意見は対立した。優一は靴職人を名乗っているが、昨年夏に芸能事務所に所属。タレントデビューした。しかし、芸能活動はうまくいかずに今秋には事務所を解雇されていた。
「この芸能事務所は景子さんの紹介だったそうで、デビューは彼女の後押しがあった。親方は靴職人として独り立ちしていないうちに、芸能界に入ることを強く反対していました。この9月に事務所を解雇された後、親方は“靴職人としてしっかりとがんばれ”と声をかけたそうですが、その裏で景子さんが、テレビ局に優一を売り込んでいたことがわかり、そのことでも夫婦は口論になったと聞きます」(景子さんの知人)
離婚の話し合いは10月上旬頃、貴乃花から切り出したという。この1年以上、貴乃花は相撲部屋で、景子さんは自宅での別居状態が続き、夫婦の会話もほとんどなかった。
「いわゆる“仮面夫婦”でしたが、景子さんは離婚に消極的でした。彼女には、これまで部屋を支えてきた自負がありますし、女将さんブランドが消えると仕事に影響が出ます。彼女の講演やトークショーの内容は、女将さんという立場を存分に生かしたもの。親方、弟子、部屋経営なども必須アイテムでした。今さら離婚することは、デメリットのほうが大きいと思ったのでは。最後まで抵抗したようです」(前出・後援会関係者)
この頃、優一がブログに貴乃花と景子さんの2ショット、貴乃花と自分のハグ写真などを載せた。それは、両親を離婚させないための“援護射撃”だったとみられている。
「優一くんも景子さんと同じ考えで、協会を辞めることも離婚も反対だった。親方の退職は角界のしがらみから逃れ、裸一貫の再始動を求めてのもの。それが理解されなかった。優一くんにとっても芸能活動をする上で、“貴乃花ブランド”が大きな後ろ盾にはなるでしょうから。結局、妻も子も“おれのことより自分のことばかり”、と親方には映ってしまった。2人に対して、“もうおれを利用するな”“もういいだろう”という考えになり、離婚へと突き進んだ。最終的には親方が強く押し切って離婚届に判を押させたようです」(前出・後援会関係者)
※女性セブン2018年12月13日号