そして現在、監督3作目となる『散り椿』が全国絶賛公開中。
「全身全霊で人の心を映し出した自信作」と語り、想いは次作へ。「今は劔岳の台詞にある“誰かがいかなければ道はできない”に通ずる、僕のピントに合う題材を探す旅の途中だね」。さすがのパワーは、この意気にあり!
【プロフィール】きむら・だいさく 1939年、東京都生まれ。キャメラマン、映画監督。1958年東宝入社。1973年に撮影監督となり、『八甲田山』『復活の日』など名作を多数撮影。監督・脚本・撮影を担った『劔岳 点の記』で、日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞。
◆撮影/渡辺達生、取材・文/スペースリーブ
◆小学館が運営する『サライ写真館』では、写真家・渡辺達生氏があなたを撮影します。詳細は公式サイトhttps://serai.jp/seraiphoto/まで。
※週刊ポスト2018年12月14日号