「記念すべき第100作という節目だけに、出演者やスタッフの気合いは尋常じゃない。撮影は折り返し地点ですが、現場には常に緊張感が漂っています」
NHK関係者がそう話すのは、来年4月スタートの連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)の撮影現場。広瀬すず(20)演じるヒロイン・なつが、戦後、草創期のアニメ業界に飛び込むというストーリーだ。
戦争で両親を失ったなつの義母役は、松嶋菜々子(45)が演じる。出世作となった54作目の『ひまわり』(1996年)以来、23年ぶりの朝ドラ出演だ。
10か月に及ぶ朝ドラの撮影は週5日、朝から晩まで行なわれ「出演者には、演技力以上に体力が求められる」(同前)というほどのハードスケジュール。出ずっぱりの出演者は、クランクアップ後にしばらく休養を取ることも珍しくない。
「『なつぞら』の放送は来年9月までですが、実は松嶋さんは、直後の来年10月クールの連ドラ主演がすでに決まっていると囁かれています。松嶋さんの代名詞でもある人気シリーズ『救命病棟24時』(フジテレビ系)の新シーズンだそうです」(テレビ局関係者)
2001年に反町隆史(44)と結婚した松嶋は2004年に長女(14)、2007年に次女(11)を出産。以降は仕事をセーブして子育てを優先してきた。