東京を寒波が襲った12月上旬の土曜日。都内の飲食店で“複雑な家族団らん”が目撃されていた。
「午後8時頃かな。半個室に小さな子供や高齢女性ら5、6人の“家族”が入っていったんです。そのなかに工藤さんがいました。料理が運ばれるたび“ありがとうございます!”“おいしそう!”と工藤さんが大きな声で反応するから、周囲に丸聞こえでした(笑い)。チラッと見えた感じだと、工藤さんは隣にいた同年代の女性と仲よくしていて、子供もあやしていました」
居合わせた客は、工藤阿須加(27才)の存在に気づくと同時に疑問も抱いた。「彼は独身だったはず…」と。
福岡ソフトバンクホークスの監督・工藤公康氏(55才)を父に持つ彼が、俳優デビューしたのが2012年。翌2013年にはNHK大河ドラマ『八重の桜』に主人公の弟役で出演。その後も2014年に『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)や2016年にNHK連続テレビ小説『あさが来た』などで主要キャストを演じ、デビュー以来立て続けに連ドラに出演中。
この10月には朝の情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)の水曜メインパーソナリティーに抜擢された。
「『ZIP!』の初出演時、共演者の川島海荷ちゃん(24才)らから“さわやか!”“目がキラキラ! まぶしい!”と、彼の無邪気な笑顔は絶賛されていました。彼は5人きょうだいの長男で、工藤監督からビンタも辞さないスパルタ教育で育てられてきました。そのためか、礼儀正しく低姿勢、考え方もしっかりとしていると評判です。何より華があるので、今後ますます露出を増やしていくはずです」(テレビ局関係者)
さわやかなイケメン俳優として知られる工藤。そんな彼が意外な行動を見せたのが、冒頭の日である。
工藤の隣にいた女性の名は関戸優希(27才)。2005年、「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」で準グランプリを受賞したタレントだ。
「この大会のグランプリは蓮佛美沙子さん(27才)で、審査員特別賞が土屋太鳳さん(23才)。当時は土屋さんより関戸さんの方が将来有望と見られていたんです。だけど彼女は5年ほど前に地元の名古屋に帰郷。実は結婚をして今では2児の母なんです。それでも彼女は芸能活動を諦めきれず、たまに上京しては仕事を続けていました。
知人を介して工藤さんと知り合ったのは1年ほど前です。最近になって連絡をとるようになり、家庭の悩みなどを相談していました。そのうち、ものすごく明るくて紳士的な彼に惹かれていったようです」(関戸の知人)
その日、飲食店を出ると、関戸は子供を家族に任せ、工藤と友人の3人でタクシーに乗って10分ほどのバーに入った。深夜2時半頃、先に店を出た関戸はひとりで工藤の自宅へと帰宅。すぐ後、時間差で工藤も帰ってきた。
しかし、工藤の知人は首をひねる。