12月13日、覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われていた三田佳子(77才)の次男・高橋祐也(39才)に、有罪判決が言い渡された。東京地裁が下した判決は、懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年だった。
「9月10日に逮捕された祐也は、10月9日の保釈後、沖縄の更生施設で治療に専念。裁判で“二度と覚せい剤を使用しない”と誓ったことも、猶予判決につながったとみられます」(全国紙社会部記者)
三田は祐也の“誓い”が本物であることを祈っているに違いない。だが、祐也は保釈期間中、治療に専念していたはずの沖縄で、とんでもない事件を起こしていた。
「祐也は10月下旬、沖縄のリゾートホテルに宿泊しました。女性と2人で入るところを見かけた人もいたそうです。ホテルはビーチに面していて、客室からは海を一望できる恵まれた立地です。客室は全部で400近くありますが、彼が泊まったのは、宿泊プランによっては1泊10万円を超える部屋でした。
そこで1泊をした後、祐也はこともあろうに、宿泊代も飲食代も払わずに出て行ってしまった。しかも祐也が使っていた部屋は物が散乱し、ぐちゃぐちゃに荒らされていたそうです」(捜査関係者)
件のホテルに被害の有無を問い合わせると、「お答えできません」との回答のみだった。だが、地元・沖縄ではこんな情報が流れている。
「ホテル側が沖縄県警に被害届を提出し、県警がすでに捜査に乗り出していると聞いています」(沖縄の地元紙記者)
もし、その事件で逮捕されることになったら、祐也はどうなるのか。
「今回の無銭宿泊の事実が立証されれば、詐欺罪になります。仮に起訴され、執行猶予のない禁錮以上の刑となった場合、前の罪の執行猶予が取り消しとなり、2年6か月の懲役が追加されるでしょう」(九段下総合法律事務所・伊倉秀知弁護士)
祐也は過去に、薬物事件以外に女性問題や暴力沙汰を繰り返しては、「そのたびに実家に連絡し、親に示談金を払ってもらい処理してきた」(三田家の知人)という。過保護に慣れきった彼が、心から反省したことは、一度もなかったのかもしれない。
※女性セブン2019年1月3・10日号